今年で誕生から130年を迎える中央線
新宿~立川間の開業に当たって設置されたのは、今でも特快の停車駅である
新宿、中野、国分寺、立川駅
そうそうたるメンバー
ただ、実はそれだけでなく、現在は各駅停車しか停まらないある駅も、彼らと共に開業したのでありました。
武蔵境駅
中央線と共に、多摩地域の成長を支えてきた武蔵境駅。
そんな本駅に、おそらく日本初であるキャッシュレスオンリーコンビニが、去る7月30日に開業しました。
新たな時代を切り開く存在と再びなった武蔵境駅、さっそく見学に行って参りました。決済手段は交通系ICかクレジットカードに限られ、セルフレジで会計をするということです。
大々的に宣伝される同店。改札を出てすぐのところにあります。
どーん!
首都圏から天下統一?を狙うSuicaペンギン氏がお出迎え。外観は従来のNewDaysと大差ありません。
そしていよいよ、気になる店内へ
と思ったものの、こちらも従来のNewDaysと大きな違いはありません。店の奥側から、入口方面を撮っています。
撮影許可を取っていますが、まさか店員さんがピースをしていたとは笑
基本的に、今後の運用として、レジに店員さんは配置されず、品出しと商品説明に専念するとのことです。ただ、開業初日ということもあって、戸惑う利用者へレジ前で丁寧に対応してくれていました。むしろたくさんの店員さんで店内は賑やかな雰囲気。
奥ではペッパー君がくじ引きの対応中。
基本的に無人ということもあって、お酒やたばこは販売されておりません。さすがの気遣い。
ただ撮影だけ、というのも恐縮なので、大好きなオランジーナを購入します。
オープン割引で5%引き。ふふふふ
こちらは入口付近から店の奥の方を撮影。
狭い店内でも、壁面を活かし、多くの商品が並べられていますね。
気になる万引き対策ですが、監視カメラで常時確認しているということ。
こんなコーナーまで!
そしてキャッシュレスを実現したレジがこちら。
最近では既存のNewDaysでも導入される店舗を見かけますね。スーパーなんかでも増えている印象。
下手な有人店舗より充実の接客です笑
鏡のような壁面が扉になっていて、その向こうが事務所。店員さんはそこで作業するようです。
店舗を見に行くならキャンペーンが充実の今がおすすめのようですね。
訪れてみての感想ですが、急いでいる時なんかはセルフレジでササっと会計するほうが便利なので、ありがたい仕組みに思えました。
また、店員さんがレジ対応をしなくて済むので、浮いた時間を活かしたこれまでできなかったようなサービスが生まれかもしれませんし、なにより、人材を集められないようなエリアや狭い土地しかない場所でも店舗展開をできるようになれば、これまでの不可能を可能にする仕組みに思えました。
一方で、当然想定されえた課題だとは思うのですが、
撮影中、現金しか持たない高齢の方が来店し、なにも買えずに退店するようなシーンがありました。
JRはこのタイプの店舗を首都圏中心に増やしていく意向のようですが、このシステムがどこまで浸透し、利用者を排除しないようにどのように対応していくのかは、注視していきたいところです。
おしまい
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