市ヶ谷にある水道橋
2020(令和3)年6月、TKPにお邪魔せねばならぬ用事があり、土日連日で市ヶ谷を訪れました。数年前にもご縁があり、何かとお世話になっていたのですが、今回初めてこちらの存在に気づいたのでありました。
靖国通り(都道302号)と外堀通り(同405号)が交差する地点。
市ヶ谷駅前、お堀に架かる市ヶ谷橋に並行して架けられた市ヶ谷水管橋(すいかんきょう)です。
なぜこの場所に架けられたかというと「位置が安い環境」だから。パソコンで同橋を入力・変換すると出てきますので。すいません、それだけ書きたかっただけです←
銀色の管がちょうど通り雨で濡れて、かっこよき光沢です。
当時の東京市水道局が、鉄道省(その後の国鉄)に設計を委託し、横河橋梁製作所(現 ㈱横河ブリッジ)が架橋しています。
一般的な水管橋は機能性を優先した無骨なデザインが多いのですが、こちらは駅前かつ交通の要衝、加えて視界の開けたお堀上に架かるということなんでしょうか。
おもちゃのようなかわいらいい景観に配慮したデザインとなっています。
この石垣も江戸期からあるものでしょうか。この界隈を歩くと、相当の歴史物でも日常に埋没していて、東京は新陳代謝が凄いなと思わされます。
おしまい
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