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【祝世界遺産登録】佐渡日帰り旅 華金後にゆく黄金島 ~出航編~
こんにちわ。コロナ規制のない3年ぶりのGW、みなさまいかがお過ごしでしょうか。今回は、Twitterでおススメいただいた佐渡を訪れました。目的は佐渡金山の鉱山跡であります。旅には栄養が欠かせないはい、というわけで2022...
まずは鉱山の象徴 竪坑へ
両津港から車で1時間。佐渡の西端の相川地区へやってきました。
まずは金山エリアの最深部にある大立竪坑を見学、そこから鉱石が運搬されたように海へ向かって進んでいきます。
竪坑(たてこう)とは地下に向かって垂直に掘られた穴のことです。穴にはエレベーターのような降下する設備が備わっており、その巻き上げのため上写真のような施設が併設されています。
地味な設備が多い鉱山跡において花形の施設ではないでしょうか。まずはそちらをご覧ください。
なんと修理中。残念。
付近では「佐渡金山」と書かれた作業着を着た10名ほどの方が除草作業にあたっています。ただ、せっかくなのでお邪魔しないように周囲を徘徊してみます。
坑道への入口か、トロッコの通り道でしょうか。
佐渡金山の面白いところは、江戸期から平成初期までの採掘の様子が分かるところでしょう。この大切山抗はそんな歴史を伝えてくれています。内部環境が悪いのか非公開史跡となっています。
歩くだけで香ばしい施設がたくさん。さすが著名な佐渡金山です。
そして、ここで振り向いてみますと、
当時の写真もあって、解説がとても親切。
こちらも佐渡金山の象徴的な風景 道遊の割戸
先述の大切山抗もですが、機械もなく手堀りしかない江戸時代にこれだけの採掘が行われたのもすごい話です。
つづく
佐渡金山 | 道遊坑で近代日本経済の礎に触れる【祝 世界遺産登録】
前回はこちら穴があったら入りたい大立竪坑から数百m下り、佐渡金山の拠点地域にやってきました。売店や入場券売り場、駐車場があり、まずはこの場所から観光するのが一般的でしょう。朝10時と早いことから観光客はまばらです。駐車場...
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