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本日は2020年12月、三井田川鉱業所跡と田川伊田駅を見学を終え、駅前のロータリーに出てみると何やら気になる門構えの商店街を発見。
こうなると浴槽から排水される残り湯の気分。予定外の行程ですが、気づけば商店街へ足を踏み入れていたのでありました。
SHOPPING STREET 橘通り 本町通り
土曜日の昼下がりですが、人通りはほとんどありません。
ただ、想像以上の規模がありそうです。左手ではつねきう化粧品店さんが営業中。右手には、
大いに賑わっており、こちらまで嬉しくなります。そしてキレイな毛並みのにゃんこさんが店番中。
碁会所の皆さんに愛されているんでしょう。人慣れしているのか逃げる様子がありません。
旅先でネコと触れ合うことも多く、犬派から猫派に転向しかけている今日この頃でございます。
気分も商店街も少し明るい雰囲気になってまいりました。ここのT字路を左に折れると、
伊田商店街振興組合さん。シャッターアートで商店街を盛り上げようと奮闘されております。
往年の炭鉱・商店街の暮らしがわかるガイドツアーなんかあっても面白いと思うのですが、どうでしょう。再びアーケードに戻ります。
駅からの道はこの場所で突き当り秋月街道と合流します。まずは右手へ。
アーケードの先で県道と合流する。左手へ進むと、
JR日田彦山線と平成筑豊鉄道の踏切を越えていきます。
写真の手前側へ進んでいくと三井田川鉱業所後に建つ石炭記念公園へ。往年は駅からの通勤する人々や終業後街へ繰り出す炭鉱マンで大いに賑わった通りだったと思われます。
国内で存在感を失った炭鉱ですが、現在の生活にも残る炭鉱文化の1つが焼肉です。
当時の炭鉱労働には朝鮮の人々が徴用されておりました。彼らが持ち込んだ食肉文化がスタミナ・カロリーを求めた炭鉱で大うけ。日本の焼肉史を語る上で、炭鉱の存在は欠かせないわけです。
実際、この田川市でもホルモン鍋が有名なのだそうで、市内でも看板に「ほるもん」と入ったお店が散見されました。博多のもつ鍋とは異なり、鉄板の上で野菜とホルモンを炒め、焼うどんで〆るという魅力的な料理、再訪時はいただくことにしましょう。
”夜の商店街”
伊田商店街と併せてご紹介したいのが、アーケード街と並行した歓楽街の街並みです。
男のいるところに夜のお店は付き物。とはいえ誤解を恐れずに言うなれば、街の規模にしては大きすぎるのです。
上司に連れてこられたら長い夜を共にすることになるでしょう。逃げ場はなさそうです(白目)
現在では酔客ではなくネコさんの来店が多いようですね。
営業しているお店が多く正直びっくりです。アーケードの商店街と対照的。
田川市の中心街で、大学も近くにあるとはいえ、これだけの供給に見合う需要がどこから来ているのだろうか。。。
官庁街にでもありそうなビル名だが、ここは伊田の歓楽街でございます。
歓楽街の賑わいは、お店の質の高さにあるのでしょうか。
おまけ 炭鉱のねこさん
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