駅に関する記事をまとめています。
北海道地方
稚内駅(宗谷本線・北海道)
稚内駅 真冬の最北端の駅へゆく-北海道縦断part1/5
稚内へのアクセスには覚悟が必要だ。全国有数の欠航率を誇る稚内空港へ東京からは1日1便があるのみ。
留萌駅(留萌本線・北海道)
留萌本線 留萌駅 | 廃線を控える炭鉱と漁港が生んだ巨大ターミナル
前回はこちら2022年9月4日(日)、峠下駅を後にし、日本海側の街 留萌へやってまいりました。かつては周辺や羽幌炭鉱で採掘した石炭の積出港、そしてニシン漁で栄えた漁港として賑わった留萌。そんな街の賑わいを反映するように広...
峠下駅(留萌本線・北海道)
留萌本線 峠下駅 ~次の夏はもう来ない~
繁忙期にこそ旅行という癒しを「有休が使えなければ土日で旅すれば良いじゃないか」悪魔、はたまた天使の一声か。気づけば一泊二日旭川旅行を楽天でぽちり、朝イチで発ち、最終便で帰るという強行軍を敢行したのでありました。本日は2日...
東北地方
板谷駅(奥羽本線・山形県)
板谷駅 | 36‰の急勾配を新幹線が駆ける旧スイッチバック駅【奥羽本線】
板谷峠碓氷峠や瀬野八と共に、鉄道の難所として知られる区間です。今回はその名の由来ともなった山形県米沢市 板谷地区を探訪します。県境は本駅・旧赤岩駅間に存在するんですね。てっきり峠駅が福島県、山形県の境になっているものだと...
峠駅(奥羽本線・山形県)
峠駅 | 立ち売りを守る旧スイッチバック駅で力餅を喰らう【奥羽本線】
峠 とうげなんとも旅情をまとった一字です。辞書的には「山の坂道を登りつめた最も高い所。 山の上り下りの境目」。ただ実際にはそれ以上の温もりを含んでいるように感じます。かつて峠を越えるというのは、住み慣れた場所を離れ、また...
大沢駅(奥羽本線・山形県)
大沢駅 | スイッチバック跡が駅の入口。板谷峠の秘境駅を新幹線が駆ける【奥羽本線】
奥行きが感じられる皆さんはどんな場面を想像されるでしょうか。塩味の中に感じる野菜の甘味は料理を美味しくしてくれますね。不真面目なアイツの誠実な姿はドラマになるでしょうし、生真面目なあの人のお茶目な振る舞いにキュンと来る人...
関東地方
水上駅(上越線・群馬県)
上越線水上駅 -真冬の国境越えを支える拠点駅-
2022年1月9日(土)、道端に降雪の余韻が残る東京を発ちました。目指すは上越国境です。求めたのは、行く手が遮られ、建物や生活を覆ってしまうような圧倒的雪景色。ただ、その行き先が北海道ではならないのでした。小説 雪国では...
湯檜曽駅(上越線・群馬県)
湯檜曽駅 | ループ線を眺め国境のトンネルと一体になれる駅
前回はこちら13:40 水上発 E217系 普通列車長岡行き2022年1月8日(土)、水上から隣駅の湯檜曾(ゆびそ)駅を目指します。所要時間は5分程度。沿線人口が少ない地域のため、列車の本数は両手で数えるほどです。とはい...
土合駅(上越線・群馬県)
土合駅 上越線始発でゆく冬ならではのモグラ駅
前回はこちら本日は2022年1月9日(日)、上越国境の旅2日目です。昨晩は仮眠を挟んだものの就寝は午前4時過ぎ。宿のチェックアウトは11時ですので、その気になれば存分に寝られます。ただ、スケジュール上、土合を訪問するとな...
太子駅跡(国鉄太子線・群馬県)
国鉄太子駅跡 | 大戦と資源不足に翻弄された山間の小駅
前回はこちら太子駅跡最後に訪れたのが赤岩集落から車で5分ほどのところにある国鉄 太子駅跡。入場料200円を支払い見学します。ここには、ホッパー跡とそれに寄り添うように太子駅ホーム跡が復元されています。ここから現在の長野原...
影森駅(秩父鉄道・埼玉県)
影森駅 | 石灰石輸送列車の終着駅と貨物線廃線跡を巡る【秩父鉄道三輪線/武甲線】
最近、家のカギをなくしました。ちょっとした外出だったのですが、家を出る際にバタバタしていて、無下に扱ったのでしょう。いつものポケットに見当たりません。自分で収納したものを見失うことほどガクンと来ることはありません。「もっ...
渋谷駅(山手線・東京都)
さらば絶望の350m JR渋谷駅のホーム移設
2020年も早いもので6月。あと1月で1年の折り返しです。何もなければ今頃、来月の五輪に向けて賑わいが最高潮になっていたところでしょう。そんなこともあってか、この6月には都内の都市開発においても大きな出来事がいくつかあり...
原宿駅(山手線・東京都)
原宿駅 ~五輪と共に去りぬ老駅舎~
若者の街の玄関はおじいちゃん2019年8月取り壊しが決まった二代目駅舎がお出迎え。1924年に竣工した木造の駅舎は、奇跡的に第二次大戦の戦火も免れ、今日まで原宿の玄関口として活躍しておりました。都内最古の木造駅舎であるた...
板橋駅(埼京線・東京都)
開発進む板橋駅の最後の姿を収めてきた 2019年8月4日
池袋から1駅 4分渋谷駅で言うならば恵比寿駅立ち位置にありながら、あまりにもこじんまりしている(存在感が薄い)埼京線 板橋駅。23区の中でも冴えない区を代表する板橋区(元住民が言うのだから間違いない。)その板橋区に相応し...
ときわ台駅(東武東上線・東京都)
ときわ台今昔物語 ~東武鉄道が威信をかけた田園都市~
ときわ台の足元に広がる歴史や、古き良き時代の面影を垣間見ることができる写真を紹介しています。かつての駅舎と現在の姿、昔の写真と現実の風景を見比べながら、ときわ台の変遷を追ってみましょう。また、ときわ台特有の道路構造や緑地の配置、そして帝都幼稚園といった歴史的建造物の魅力も余すことなくお伝えします。
綱島駅(東急東横線・神奈川県)
東急綱島駅 | フル稼働の頭端式バスターミナルで直角離発着を見学する
2023年3月21日 春分の日、WBCで村上君の劇的サヨナラ打の余韻に浸りつつ、先日開業したばかりの東急新横浜線へ向かいました。日吉を出てからの新線区間は昼下がりの車内は8割近い乗車率。新線の好調な滑り出しを象徴するよう...
田浦駅(横須賀線・神奈川県)
横須賀線 田浦駅 | 東京から75分。軍都を感じる谷間の小駅
2023年7月15日、JR田浦駅にやってきました。東京から横須賀線の普通列車で75分。三浦半島の腰部に位置する逗子と横須賀に挟まれた小駅です。その歴史は古く、特に隣駅の横須賀と共に軍港の玄関として街を支えてきたという生い...
中部地方
奥大井湖上駅(大井川鐡道・静岡県)
【秘境駅】大井川鉄道 奥大井湖上駅 | 湖に浮かぶ駅から徒歩で向かうは絶景スポット
前回はこちら※2018年12月撮影湖上に浮かぶ駅第3の目的 奥大井湖上駅は尾盛から15分ほど。12:11に到着映えるスポットとして、線内随一の乗降客数があり外国の旅行客なんかも多いようだ。位置はこのような場所だ。大井川に...
尾盛駅(大井川鐡道・静岡県)
大井川鐡道 尾盛駅 | 駅とはなんのためにあるのか。何もないようで何かある秘境駅
尾盛駅に至るまでの記事はこちら ※2018年12月撮影秘境駅とはどんなもんだ金谷駅から約2時間半。千頭から約1時間分。秘境駅にやって来た。うねるレール、アプト式に湖上の駅などを経てやってきたもので、到達の喜びはひとしおで...
関西地方
汐見橋駅(南海汐見橋線・大阪府)
南海汐見橋駅 都会に取り残された鄙びたターミナル -大阪DEEP part3/4
前回はこちら取り残された本線南海電車の住吉大社駅から大阪の中心部へ戻り、降りたのがこちら。岸里玉出駅です。関西空港・和歌山方面へ向かう南海線と高野山方面へ向かう高野線の分岐駅です。難波からやってきた列車たちは、この駅でそ...
兵庫駅(山陽本線、・兵庫県)
兵庫駅の魅力 | 剥き出しの昭和モダニズム駅舎が港町の玄関口を担う
2024年9月下旬、残暑が厳しい1日でした。早朝からの和田岬線巡りで疲れ果て、たどり着いたは山陽本線 兵庫駅。そこで本駅がまとった港町神戸と鉄道草創期のにおいにすっかり元気となってしまったわけですが、今回はその魅力につい...
九州地方
田川後藤寺駅(日田彦山線、後藤寺線、平成筑豊鉄道・福岡県)
田川後藤寺駅 | 3路線が集う巨大ターミナルに筑豊の栄華を見る【気動車の楽園】
2020年12月、伊田の街を後にし、もう一つの田川市の中心街 後藤寺地域にやって参りました。目的は以下の商店街と巨大廃墟たる西鉄バスターミナル。とはいえ、街を知りたければ駅を知れどこぞで耳にしたこの格言に従い、同地域の玄...
田川伊田駅(日田彦山線、平成筑豊鉄道・福岡県)
【筑豊炭田】田川伊田駅 炭坑節と男はつらいよに描かれた二本煙突を望む駅
古い塔のある街が好き。それに気づいたのは最近の投稿を振り返った時でした。日立の大煙突、針尾送信所と、塔絡みのものばかりではないですか。古い塔が残されるのは、単純に街の新陳代謝が進んでいなかったり、歴史的にその街のシンボル...
旧肥前山口駅(長崎本線、佐世保線・長崎県)
肥前山口駅 -山口を譲り山口であることを止めた駅【長崎本線】
2022年9月23日、西九州新幹線開業の裏で、鉄道史に名を刻んでいた肥前山口が静かに時刻表から消えました。今回はその最後の姿をご紹介しつつ、同駅の歴史や改名の背景を紐解いていこうと思います。早朝の肥前山口駅本日は2022...
南風崎駅(大村線・長崎県)
【望郷の駅】早朝 南風崎駅で引き揚げの歴史に触れる | 大村線
おはようございます。この日は、2022年5月21日(土)朝6時。昨晩、仕事終わりに九州へやってきて、佐世保のネットカフェに一泊しておりました。今日は車で炭鉱の島 池島へ向かう予定。福岡空港で借りた素晴らしい乗り心地のトヨ...